紫ニキビ 治療

紫ニキビは、炎症が極限まで悪化した状態のニキビです。

膿や血が溜まって赤紫の腫れを生じ、毛穴内部だけでなく、その周囲にまで炎症が拡大しているという特徴があります。

または、炎症をくりかえした結果、幾度も化膿してケロイド状になってしまったものも、同じく紫ニキビの一種と言えます。


一般の皮膚科では、以下の治療法が選択されます。

・抗生物質などの薬品で、アクネ菌を殺菌する

・ステロイドの注射剤で強力に炎症を鎮める


ただ、炎症が治まっても、ダメージを受けた皮膚組織がすぐに回復するわけではありません。

結構目立つニキビ痕が残ってしまいます。

なので、根気よく治療を続けていく必要があります。


治りを早めたり、よりキレイに治したりするためには、他の治療を併用するのがよいでしょう。

具体的には、ニキビの発生原因であるホルモンバランスの乱れを調整することです。

それには、ニキビのできにくい健康肌へと近づけていく“ホルモン治療”などがオススメです。

肌の機能が改善すれば、瘢痕の治りも早くなります。

そうすれば、紫ニキビの痕を治すことにも繋がります。


また、漢方を併用することで治癒が早まる場合もあります。

ニキビに有効とされる漢方には、膿をスムーズに排出するために以下のものがあります。

・血液の循環を改善する冠元顆粒

・老廃物を外に流す星火温胆湯

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